トルコ雑貨とトルコハンドメイドアクセサリーの店「メネクシェ」
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店長日記:56
2010年02月09日
ご無沙汰しております。2か月以上放置しておりました・・・

ところでWhat's Newにも書きましたが、このたび実店舗が移転しました。

同じ奉還町商店街の中を十数メートル移動しただけなので大した違いはないのですが、やっぱり引越しって大変ですね・・・これが全然違う場所に引っ越しとなると荷物の移動やらなんやらでもっと大変だったと思います。近くにいい場所があってよかったです。しかし、お店のペンキ塗り、床張り、照明付けとお友達に手伝ってもらいながら主人はもうへろへろになっております。私もお店の買い物や掃除なんかで家とお店を往復し、「なんか休みたい・・・」気分です。

そしてお店を初めて3年ほどになりますが、「こんなに荷物(商品)があったのね・・・」と驚きました。始めた当初の写真を見てみると商品も少なく小ざっぱりしたお店だったのに、なんだかんだで増えていくものですね(しみじみしちゃいました)。

今は営業しながら商品をディスプレイしているところです。なんとなく形になってきましたが、落ち着くのはまだまだ先かな?ネットショップともども新店舗のほうもよろしくお願いいたします!!

写真は引っ越し前のまだ余裕のあった時に完成させたトゥーオヤのスカーフです。まだアイロンをかけてないのできれいにまとまっておりません。贔屓にしてくださってるお客様がひざかけを編んでくださったお礼に作りました。
2009年11月28日
 またまた1ヵ月ぶりの更新です。世の中は新型インフルエンザが猛威をふるっておりますが、皆様はお元気でしょうか?かくいうわが娘も流行にのってインフルエンザにかかってしまい、1週間、保育園を休んでしまいました・・・よそ事と思わず気を付けないといけないですね。

 さて、ただいまイスラム諸国ではクルバンバイラム(犠牲祭)の真っただ中です。羊や牛をアッラーに捧げ、感謝するお祭りです。去年の今頃はトルコに帰省していてクルバンバイラムを家族みんなで過ごしました。娘も初めて見る羊に大興奮でおっかなびっくり、興味シンシンでした(切られちゃうのは内緒で・・・)。切られたお肉は貧しい人たちにも配られます。

 クルバンバイラムは日本で言うとお正月みたいな感じで、長いお休み(トルコでは来週の月曜日までみたいです)があって、子どもたちはさっぱりと散髪して新しい服を着て親戚や近所の家にお金やお菓子をもらいに行きます。

 お肉の処理が一段落したらお昼ごはんです。切りたてほやほやのお肉をバーベキューや油で炒めていただきます。羊って食べ慣れていないので匂いがちょっと気になるのですが、切ってすぐの羊肉は匂いも気にならずおいしかったです。


ババがバーベキューでお肉を焼いてくれました。


アンネは大変な量のお肉を切れない包丁で器用に切っています。

 クルバンバイラムの一日目は大人たちはくたくたになってしまいます。でも家族そろって迎える神聖な日はやはり特別な気分になります。
2009年10月26日
 お久しぶりです。またまた日記更新が1か月もできませんでした・・・

 実は、先々週トルコから主人のお友達が来られまして、約2週間弱滞在されました。なので、主人はお友達といろいろなところに出かけ私はお店に行くという生活だったのです。最初「2週間なんて長すぎる・・・夕食のレパートリーが・・・どーしょー!!」と、かなりテンパっていましたが、岡山城のお祭りに行ったり、鷲羽山に行ったり、主人の友達のところにお邪魔したりとあっという間の2週間で最終日には「えっもう帰るの?」って感じでした。楽しい時間て本当にあっという間に過ぎるんですね~今は彼がお土産に持ってきてくれたチーズやオリーブ、ソーセージが毎日朝の食卓に並べられ、主人は至福の時を過ごしています。

 先日は私はあるイベントに誘われて娘と初めてネールアートをしてもらい(なんだかきれいなストーンをつけてもらったりして)、ケーキをごちそうになり至福の時を過ごしました。

 昨日は落合のトルコパン屋さんにお邪魔して、おいしいクイマル・ピデ(ひき肉ののったピザ)とピザをごちそうになり家族みんなで至福の時を過ごしました(お土産に大きなピデももらいました)。

 こうして一か月なんてあっという間に過ぎていくんですね~。毎日バタバタとわけも分からず過ごしております・・・

 
お知らせ
  来月は主人が仕入れのためにトルコに行きます。その間は私がお店におりますが閉店時間が一時間ほど早くなって5時すぎには閉めると思います。
  また、ご希望の商品等リクエストがございましたら、どしどしご連絡ください。


写真は昨日ごちそうになったピデとピザです。アツアツで本当においしかったです。ごちそうさまでした!!
2009年09月25日
 だんだん秋らしくなってきましたね。キンモクセイの香りがどこからともなく漂ってきて、「あぁ秋だな」と気付かせてくれます。

 ところで、先日トルコ人の友人ご夫婦が家に遊びに来てくれました。トルコでは気軽に友達や親せきの家へお邪魔することが多いです(しかも夕飯後)。そのためにトルコのお母さんたちは、いつお客様が来られてもいいようにほぼ毎日掃除をするし、おいしい料理やお菓子を大量に作れるのです。

 で、主人にちゃんと掃除と料理をしとけよとすごまれつつ、その日は朝からバタバタしていました(毎日ちゃんと掃除をしていればこういうことにはならないんでしょうね・・・)。

 そんなこんなで夜7時頃主人と友達ご夫婦が来られ、夕食に。「おいしい」と言っていただき恥ずかしいやら嬉しいやらだったのですが、主人の「おかわりしてよ、まだまだあるから」にドキッ・・・スープもクルファスリエ(白インゲン豆の料理です)もちょうど人数分しか取れなくて、鍋の中は空っぽ・・・もじもじしながら「もうなくなった・・・」と言うとお友達は「もうおなかいっぱいだから大丈夫、ありがとう。」奥さんも「トルコでは無理やりおかわりさせられていやだわ」なんてやさしくかばってくれました。その後もコーラがなくなる→主人が買いに行く。話に夢中でチャイを出すのを忘れそうになる→ケーキも果物も食べ終えた後に出してしまう。掃除していない部屋に入られて焦る→奥さんに「こんなに部屋が多いと掃除もできないわよね」と慰められる。

 という散々な結果となったのでした・・・トルコの女性はいとも簡単にもてなしているんですけどねー。まだまだ修行が必要です!!

 写真はこの方の農場に連れて行ってもらった時のものです。蒔きで作っています・・・こんなことのできるトルコのお母さんはすごいですねー。おいしく頂きました。
2009年08月24日
ご無沙汰しています・・・

気がつけば2か月も更新してなかったんですね~何してたんだろう?

さて今年の夏は「あつーいっっ!!」ということもなく、家の中にいるとクーラーなしでも結構過ごせました。今は涼しい風が吹いてきて「秋近し」という雰囲気ですね。

ところで、先日お店にたまたまいた時に、主人のお友達が来られました。そのお友達はプロのマジシャンで先月開催された奉還町のお祭りでマジックを披露していました。ちょうどお客さんもいたのでマジックを見せてとお願いして、トランプを使ったマジックをしてくれました。間近で見ればどんな風にしているのかわかるような気がしていましたが、さすがプロ・・・全然わかりませんでした(当たり前だっちゅーの)。口から出るのは「すごーい、なんでー?」ばかり。楽しい時間を過ごさせてもらいました。

ちなみに彼の年を聞くと、今年高校を卒業したばかりのまだまだヤングなマジシャンでした(ちょっとびっくり・・・)。これからもがんばってほしいです。


写真はベルガマのクズルアウルという教会の跡です。私がトルコ滞在中に前ローマ法王が来られてミサをされたらしいです。朝早くて見学に行けませんでしたが、今考えるともったいないことしたー!!
2009年06月29日
 こんにちは。イーネオヤ体験の告知をしてから、あっという間に1か月以上たってました・・・ご参加された皆様には本当にお礼申し上げます。教え下手ですが、やる気だけはあるのでこれからもよろしくお願いいたします。随時募集中です!!

 実は、昨日の日曜日に家族で県北でブドウを作られているトルコ人と日本人ご夫婦のところに、行ってきました。ある日、トルコ人のご主人から「日曜日に山羊をさばいて食べようと思うんだけど、来ませんか?」と誘われまして、「なぬ!!山羊をさばく?誰が?行きたい!!」ということで、一度しかお会いしたことがないのですが(主人は何度か会っています)、ずうずうしくお邪魔することにしました。

 自動車で約2時間弱、11時頃お宅につきました。家では、奥さん、ご主人、3歳の息子さん(すんごいかわいくてジェントルマン)、奥さんのお母さんとおじさんが、包丁やナイフの準備をされていました。私たちは用意ができるまで近所にある「ノースビレッジ」というところに遊びに行きました。そこは広い敷地の中にアスレティックあり動物(ヤギやヒツジ、うさぎ、牛等)あり、パン屋ありお土産物屋ありでしかも入場料「ただ!!」の素敵なところです。私たちはアスレティックで1時間ちょっと遊んで、家に帰ったころにはヤギはすでにさばかれおいしそうなバーバキューになっていました。

 山羊の肉は初めて食べましたが、羊みたいにくせがなく食べやすかったです。バーベキューで食べた肉はちょっと硬めで「こりゃ顎が鍛えられそうな・・・」感じでしたが、「カウルマ」というトルコ料理(煮込み料理です)にされたヤギ肉はとってもやわらかくおいしく頂きました。帰る時にはヤギ肉のお土産までいただき、本当に大満足の一日でした。娘にとっても、ジェントルマンなK君と遊べて「家には帰らん!!」と言ってしまうほど楽しかった一日でした(車に乗って3分ほどで爆睡)。

 Aさん一家、ブドウ作りで大変な時期に、こうして誘っていただき本当にありがとうございました。また機会があったらお会いしましょう!!ごちそうさまでした~


http://www.tvt.ne.jp/~alibaba/   ←がAさんご一家がされているホームページです。ブドウ園の名前は「アリババファーム」です。ぜひご覧ください。

写真のヤギさんは今回食べたヤギではなくこちらで飼われているヤギさんです。全部で4匹いて娘大興奮!!
2009年05月21日


What's Newにも書きましたが、↑なんてことをしてみようと思います。

 ここ岡山でイーネオヤをされている方、もしくはしてみたい方がどのくらいいらっしゃるでしょうか?ちょっと興味があったりします。少々不安ですが、楽しくおしゃべりしながら作れたらなと思います(作りながらしゃべるのはなかなか難しいけど・・・)。

 参加費はかかりますが、トルコで出版されたオヤの本があったりトルコアイスもついてたりします(食べ物で釣るのねホホホ)。どうぞお気軽にご参加ください!!
2009年05月06日
 最近、父が娘に自転車を買ってくれました。以前から「ほしいほしい」と言っていて、待望の自転車です。でも、まだ少し大きくて、足がつかないしゆっくりふらふらしながらこぐのでハラハラしながら後をついていっています。

 ところで、トルコでは自転車に乗っている大人をほとんど見かけません(というかまったく)。子供もたまに見かけるだけで、自転車で買い物や学校に行くということがないように思います(ベルガマでのことですが)。岡山にいるトルコの方は男性も女性も自転車に乗られているので、子供のときだけ乗っているのかもしれません。日本では老若男女利用している便利なものなのに、なぜトルコでは自転車が普及していないのでしょうか?

 理由を考えてみました(勝手に・・・)。
1.自転車の通れるような道がない。
 なんて言うと元も子もないですが、車道は車がびゅんびゅん走っているので自転車なんかこいでいたら、絶対に事故すると思います。歩道は歩道で段があったりするのでいちいち降りないといけない。

2.人が多い
 ベルガマのような小さな街でも、街に出ると結構な人が歩いています。その混雑した中では自転車より歩いたほうが楽。

3.自転車の種類の少なさ
 日本のように自転車の種類がないような気がする。私が今まで見たのは、マウンテンバイクのようなごつい、かごのついていない男の子が乗るような自転車だった。ママチャリみたいなのがあれば便利だと思う。

4.自転車は子供の乗り物と思われている?
 これは、私の勝手な私見ですが、特に女性は自転車に乗るのが恥ずかしいのかなと思います。立派な大人の乗り物じゃないとか思われているとか・・・実際、女性で50ccのような小さいバイクに乗っている女性はトルコではまだまだ少数です。余談ですが、お隣ギリシャのある島に観光に行ったときに驚いたのは女性のバイク率でした。街並みも人もトルコとそう変わらないのにバイクを運転している女性をみて「あぁ違うんだな」と思った印象的な風景でした。

5.男の子は自転車からバイクに乗り換える
 今はもう見なくなりましたが、私がトルコにいた5,6年前は、プジョーのバイクがたくさん走っていました。そのバイクは自転車にもなるペダルのついたものです。かくゆう主人も乗っていました。しかも、明らかに中学生という男の子がノーヘルで乗ってたりして(もちろん無免許)るので、男の子は早い段階から自転車からバイクにシフトしていくのかも・・・

 と、つらつらと思うままに書いていきましたが、すべては私の想像なので本当のところはわかりません。ベルガマにある実家は町から少し離れているので、「ちょっと買い物」といっても結構歩かないといけないので、もし移住ということになんかなったら自転車がほしい私です。

 写真は、道を走る馬車です。薪を運んだり古鉄を運んだり、ベルガマではまだまだ馬車は現役の乗り物です。
 
2009年04月15日
 気持のよい季節になってきましたね。外に出るとちょっと汗ばむくらいです。

 しかし、家族3人とも風邪をひいてしまいました・・・私は鼻水ずるずるで鼻の周りがかさかさになってしまいました。風邪って本当に厄介ですね・・・あ~ぁ。

 ところで、風邪をひいたときトルコではナーネリモンというものを作って飲みます。ナーネはミント、リモンはレモンのことです。ミントとレモンを煮て煮出したものを飲みます。そのままでもいいですが、ちょっとすっぱいので砂糖や蜂蜜を入れるとよりおいしくいただけます。ミントのすっきりさとレモンのさっぱりさでなんだか鼻の通りが良くなるような気がします。ミントはトルコでは料理によく使われるハーブで乾燥させたものも売っています。うちにも乾燥ミントがあったのでスプーン2杯ほどをお茶パックに入れてレモンを4,5かけ入れて作りました。大きいマグカップに2杯できました。

 他に私がトルコ滞在時に風邪をひいたときには、洗面器に熱いお湯を入れその中にヴィックスを溶かして入れます。そして洗面器の上に顔を置き、湯気が逃げないようにバスタオルで自分と洗面器を囲います(下手な説明ですみません・・・)。メントールの湯気で鼻水がぼたぼた洗面器に落ちますが、その分すっきりとします。

 もしよかったら試してみてくださいね。

写真はある春の日の一枚です。
花と緑と小さな家とが素敵にマッチしたお気に入りの一枚です。
2009年04月06日
 だいぶ気候も良くなり、外に出ると気持ちいい風が吹いていますね。皆さんはお花見に行かれましたか?私は今年は残念ながら行くことができませんでした・・・あ~ぁ

 話は変わりますが、3歳の娘が保育園に行くことになり、今日、初登園しました。慣れるまでお昼に迎えに行くのですが、私を見るなり「アンネどこに行ってたの?」とおお泣きされました。私が来るまでは皆と仲良く遊び、お昼ごはんも全部食べたらしいのですが、やっぱり心細かったのでしょうね。でも、私がいなくても頑張ってやってくれてうれしかったです。子どもの成長を感じました。

 ところで、入園するまでにいろいろと準備をしたのですが、大変だなっと思ったのがいろんな袋を作ることと名前書きです。まぁ名前は書けばいいだけですが、袋は結構めんどくさいですね。裁縫は好きなので袋ぐらいなら型紙も取らず作ったのですが、なんせ量が・・・弁当箱の袋、コップを入れる袋、着かえを入れる袋、お箸袋、上履き入れ・・・「よしっ全部できた!!」と思い、今日の初登園。先生に集金袋(紙の封筒)を渡すと「集金袋の袋も作ってくださいね」と言われました。「集金袋は袋ですよね?その袋を入れる袋を作るんですか?」とも言えず「はい、わかりました・・・」家に帰って即行、作りました。まぁ卒業するまで作ることはないと思うので、いい思い出というかなんというか・・・ははは

 写真は本文とは全然関係ありませんが、チェシュメというエーゲ海沿岸の町です。お金持ちの別荘がいっぱいで、フェリーでギリシャの島にも行けます。なんか懐かしかったので・・・
2009年03月28日
 ここ2、3日肌寒い日が続いていますが、近所を娘と散歩をしているとつくしの群生を見つけました。家の裏にあるちょっとした空地なのですが、こんなにたくさん生えていてビックリしました。今年は桜の開花もいつもより早いみたいで、庭に咲く花やこんなつくしを見つけるだけでうきうきした気持ちにさせてくれますね。

 トルコにも春になるとたくさんの花が咲きます。ベルガマに来て間もないころに訪れたクズルアウルというキリスト教の聖堂にあるアーモンドの木に咲く花。桜に似ていて「トルコにも桜ってあるんだな」と思い込んでいました。チャナッカレに行ったときにバスの窓から見た菜の花の群生。友人の親戚の結婚式にお邪魔した時に見たパパティヤ(カモミール)の花。懐かしく思い出してしまいました。
2009年03月06日

 昨日、↑のお菓子をいただきました。トルコに里帰りをしていた主人の友人にアンカラ在住の友人が預けてくれたものです。彼はお菓子屋さんに勤めていて、電話でクッキーを預けるからと言っていましたが、その量にびっくり!!この写真はその一部です。本当に持って帰ってくれたKさんありがとうございました!!

 で、今回はトルコのお菓子について書きたいと思います。トルコのお菓子というとやっぱり甘い!!シロップがたっぷりとかかっているお菓子が種類もいろいろに売られています。それをキロ単位で買っていくのです。私は甘いのが苦手なので砂糖抜きのチャイを飲みつつ一つ食べれば、もういらんという感じですが、向こうの人はチャイにも砂糖をたっぷりといれあま~いお菓子を何個も食べるのです。普通にスーパーとかで売っているチョコやクッキーもなんとなく日本のものより甘いような気がします。

写真のお菓子は左上より時計回りにクッキーの詰め合わせ。隣はトルコの代表的なお菓子バクラヴァ。こちらは薄いパイ生地を幾重にも重ねて間にクルミやピスタチオの粉(?)が入っています。その下はスーパーでも売っているウルケールという会社のチョコバー、そしてくるみ。隣の三角がペスティルという薄い生地を三角に幾重にも折りたたんでその間に粉砂糖とくるみが入っているもの。初めて食べましたが一言「甘い・・・」ちょっと苦手でした。それからきれいに包装されたチョコ。赤ちゃんの飾りがついていたので、出産祝いにとかで配られるものなのかな?このチョコは上品なミルクチョコ味でおいしかったです。そしてアーモンドの砂糖コーティング。最後はマロングラッセです。トルコはイスラム教なのでお酒は使われていなくて栗を砂糖で煮たものでしたが、それほど甘くなくておいしかったです。


もちろん家でもお菓子やケーキを作ります。↑はクルバンバイラム(犠牲祭)に作られたケマルパシャ(右)とカダユフ(左)というお菓子です。こちらもシロップたっぷりです・・・私はシロップを絞り出しながら食べます。これらのお菓子はスーパーに売っていて家ではシロップを作ってかけるだけです。ナザールボンジュウのついたチャイグラスがかわいい。

そういえば、日本でケーキやクッキーを作る時にはちゃんと分量を量って作りますが、トルコではすべて目分量で作っていてビックリしました。お菓子作りの一番大切なことって分量を量ることだってレシピ本に書いていたような・・・それでもちゃんとできるんだからトルコの女性ってすごいですね(あやかりたい)。


↑はバースデイケーキです。ちょっとつぶれていますが、デザインも味も一昔前のケーキって感じで、ある意味懐かしかったです。そしてもちろん甘い・・・8分の1個食べるのも大変でした。ちなみに「お誕生日おめでとうAちゃん」と書かれています。

トルコの代表的なお菓子というのはたぶんオスマン朝から続いているもので、その当時砂糖というのは高価なものだったと思います。それをたっぷり使ったお菓子は一つの贅沢であり楽しみだったのでしょうね。

ちなみにポテトチップスやほかのスナック菓子はとてもおいしくて、大好きです。
トルコに行かれた時にはトルコのお菓子も試してみてくださいね!!
2009年02月13日
こんにちは、今回は「出産」について書こうと思います。

先週、トルコ人女性のお友達が日本の総合病院で出産されました。彼女は日本語がほとんどできなくて、私は彼女の通訳としてお手伝いさせていただきました。その時にトルコでの出産(or病院)はどんなものか彼女に聞いてみると・・・

①トルコでも普通分娩が主流だが、帝王切開をする人もかなり多い。
②インフォームドコンセントをそれほどしない。
③看護婦さんが無愛想。
④点滴の液漏れがかなり多い。
⑤出産後3,4日で退院。

①は、トルコの人の帝王切開率はかなり高いと思います。私の知り合いのトルコ人女性も結構な確率で帝王切開です。日本では普通分娩が無理な人(逆子だったり、誘発剤がきかなかったり等々)がする様な気がしますが、トルコでは早い段階から帝王切開を選べたりするみたいです。今回お世話になった病院の先生いわく、帝王切開を奨励している国も結構あるみたいで、この病院でも希望があればしますよ。ということでした。

②は、今回出産された彼女も帝王切開だったので、手術による感染症とか後遺症のこととかの説明をされて同意書にサインをしました。病院としてはこういうことも起こりえるということで説明をしなければならず、日本では普通のこととなってきましたが、トルコ人の彼女にしては「なぜ、怖がらせるのか」という疑問がわいたみたいです(トルコでもちゃんとインフォームドコンセントをしているかもしれませんが)。

③は、日本の看護婦さんはきめ細やかに患者さんのことをお世話していると感激していました。よっぽどトルコの看護婦さんは評判悪いんですね。

④は、これも彼女は感激していて、「トルコだったら絶対液が漏れて腕が紫になる」と断言していました。

⑤は、帝王切開でも結構早いうちに退院させられるらしいです。彼女の知り合いの女性は帝王切開後2日で退院されたらしいです。傷口とか大丈夫なんでしょうか・・・

結果、最初は慣れない日本の病院での出産に心配していた彼女も出産後は、「もしまた子供を産むことがあれば日本で産みたい」と言っていました。そう言ってもらえると、嬉しい限りで、ちょこっと誇らしく思いました。それと同時にトルコで病院に行くのが怖くなりました。

※トルコでの病院すべてがこうではありません。私も妊娠中にトルコの診療所に行って赤ちゃんの状態を見てもらったことがありますが、先生は優しくて当時最新の機械でおなかにいる娘の写真を撮ってくれました。それは日本でいただく写真よりもはっきりと顔がわかっていて、びっくりしたのを覚えています(その後義母にその写真を見せると、「何、このでっかい鼻は!!」と叫んでいました・・・)。

写真はトルコの女の子たち。美少女ですね~
2009年01月26日
こんにちは、毎日寒いですね~。こちら岡山でも芯から寒い日が続いています。

そんな中、先週の土曜日(24日)にトルコの方たちが作るアシュレをいただきに行ってきました。アシュレとは別名「ノアの方舟プディング」ともいわれるデザートでナッツやドライフルーツがたっぷりと入っていて、シロップがたーっぷりかかっているトルコのデザートとはまた一味違う私お気に入りのデザートです。

アシュレの詳しい生い立ちや作り方は↓でどうぞ
http://www.jp-tr.com/icerik/gurme/yemek/asure.html

私がトルコでホームステイしていたときもこのアシュレをごちそうになったことがあります。実際作るところを見せていただいたのですが、庭にガスコンロを引き大きな鍋で何人ものおばちゃんたちが作っていました。それを近所の皆さんに配ったり、食べに来てもらったりして、なんだか分かち合いというか支えあいというか・・・日本ではなかなかない光景にホッと暖かくなる感じがしました。トルコではまだまだこういう近所の付き合いというものが残っていていいなと思います(うざい時もありますが・・・)。

写真は先週いただいたアシュレです。本当はココナッツやシナモンできれいに飾られていたのですが、タッパーに入れて家まで持ち帰ったためにぐちゃぐちゃになってしまいました・・・甘さの中にもオレンジやドライフルーツのすっぱさがあり、ナッツのサクサク感もあり不思議な食感で、おいしいですよ!!
2009年01月16日
 こんにちは。毎日毎日寒いですね・・・何をするのも億劫になってしまいます。
トルコから帰ってきて一か月ほどたち、すっかり昔のことのようになっています。楽しい日々はあっという間に過ぎてしまうのですね。で、トルコ(ベルガマ)の思い出を書いていこうかなと思います。お付き合いくださいね。

 私たちは11月の半ばから12月半ばまでトルコ(ベルガマというエーゲ海沿いの小さな街です)にいたのですが、結構暖かくて過ごしやすかったです。去年の同じころはすごく寒かったらしく、運が良かったね~と皆さんに言われました。

 ベルガマ到着は朝の7時でイスタンブルから9時間かけての移動です。しかも席を一つしか取っていなかったので娘は私が抱っこしての強行軍・・・(娘2歳10か月)。まぁ夜の移動だったので娘はずっと眠っていましたが、私はうつらうつらしては起きで疲れました(帰りは絶対娘の席もとってと主人に言い、ちょっと楽できました)。それでもベルガマに着けば「お義母さんが迎えに来てくれてる!!」とベルガマのオトガル(バスステーション)の手前からビデオをまわして興奮する私と娘。感動の再会を!!!「あれっ誰もいない・・・」。そう誰もいなかったんです。少しの間固まってボーッとしてしまいました。

 気を取り直して家に電話をかけ迎えに来てもらいました。後から聞くと、お義母さんは7時頃に来るとわかっていたらしいのですが、どこのオトガルで降りるのかわからなかったので連絡を待っていたらしいです(私たちが下りたオトガルともう一つ家に近いちいさいオトガルがある)。なにはともあれ無事家に着くことができました。家について少しすると親戚の子供たちが来てくれ、娘と遊んでくれました。日本では近所に小さい子が居ず、保育園にも通っていないのでお友達が少ない娘ですが、ここは子供だらけで、しかも大人から子供までかなりの子供好きなので娘にとっては最高の環境でした。

 お義母さんは娘が6カ月のころ一度日本に来ていますが、やはり大きくなっておしゃべりする孫を生で見るのは初めてなので、かなり嬉しそうで会ったとたん泣いていました。それだけでもトルコにきた甲斐があったかなぁと思いました。あっお義父さんはというと、ドッキリさせてやろうということで、来ることを伝えてなかったそうで、夜仕事から帰ってきたときにいきなり部屋からでて驚かせました。お義父さんもうっすら涙が・・・しかし、普段見慣れている日本人の顔とは180度違う顔(大きな眼に髭)に孫の娘は1週間ほどおじいちゃんには近寄らなかったのでした。

 ということで、長々と書いてしまいました。読んでくださった方ありがとうございました。また近いうちにベルガマのことトルコのことをご紹介したいと思います。

写真は着いたその日、一睡もしないで遊ぶ娘です。お兄ちゃんもお姉ちゃんもやさしい~
2008年12月30日
 ご無沙汰しています。無事トルコから帰ってまいりました。

 トルコから帰ってからは風邪を家族全員ひいてしまい、家の仕事と仕入れてきた商品の仕分けや値付け等々・・・どたばたとしておりました(娘は中耳炎になり、主人は急性副鼻腔炎になり・・・)。年を越せば少しは楽になるかな・・・

 ということで、今年も残すところあと1日となってしまいました。メネクシェのネットショップも1年を過ぎ2年目に突入です。やりたいことはたくさんあったのですが、なかなか実現することができなかったです。来年は、もっとこのサイトが充実するようにもっともっと頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 トルコのこともぼつぼつ日記にアップしていきたいと思いますので、よかったら読んでやってくださいね。

 それでは、皆様よいお年をお過ごしください。

 画像はベルガマのアスクレピオンです。山の頂上に神殿があり、山の斜面を利用した劇場があります。この劇場はかなり傾斜で、迫力満点です。
2008年11月17日
こんにちは、トルコはベルガマから書いています。

14日に出発して飛行機で約14時間(乗り継ぎ時間も含む)、バスで11時間の長旅でどろどろに疲れながらも、家族や親戚の熱い歓迎ぶりに疲れも吹っ飛んでしまいました。娘は何もかもが初めてで疲れと緊張のせいか、体調を崩してしまいました。でも、公園に行ったり親戚のお兄ちゃんやお姉ちゃんと遊んだりで、日本ではなかなかない楽しい時間を過ごしています。私もゆっくりと家でくつろいでいます。

これから、こちらで撮った写真をアップしていきたいと思います。お楽しみに。
2008年11月06日
 店長日記、2ヶ月もサボっていました・・・なんだかトルコ行きが決まってから、色々と忙しくて(なんて言い訳したりして・・・)バタバタしていました。

 ということで、トップページにも書かせていただいていますが、11月14日から12月15日までトルコに行ってきます。私にとっては約3年ぶり、2歳の娘にとっては初めてのトルコです。行きは娘と二人で行くので、かなり不安ですが向こうで首を長くして待っているおじいちゃん、おばあちゃん、おばちゃん達のために気合を入れて行ってきたいと思います。12月になると主人も来るので、家族一緒にクルバンバイラムを過ごしたいと思います。

 クルバンバイラムとは犠牲祭といって、羊や牛を屠るお祭りのことです。ラマザンバイラムと並んで大事な行事の一つです。またトルコから日記を更新できたら、写真とともにトルコ・ベルガマをご紹介したいと思います。

 それから、もしこんなものがほしい、探してきてほしいというリクエスト等ございましたらどしどし「お問い合わせ」よりメールください。ご希望に添えるよう頑張って探してきたいと思います。

 それでは、無事トルコに行って帰って来れますように・・・と祈りつつ

 画像は2004年のクルバンバイラムで屠られた牛のお肉を切っているところです。かなり量があって大変でした。でもそのあとそのお肉を使ってちょっと遅い昼ごはんはすんごくおいしかったです。
2008年09月08日


奉還町アート商店街2008というイベントが9月6日(土)から始まりました。どういうイベントかというと、岡山在住のアーチストの方と商店街のコラボというのでしょうか・・・いろいろなお店に作家さん達の作品を飾って見てもらおうというものです。

私達のお店「メネクシェ」には加賀雅俊さんという写真家が撮られた写真にアクセサリーを飾って見てもらっています。白黒に写された写真にムラノガラスのアクセサリーやテルカーリのアクセサリーが妙にマッチしていて、こんな見せ方もあったのねという目からウロコでした。ほかには果物屋さんの店先に果物と一緒に陶器でできた栗のような形のカード立てを置いていたり(これは販売もされています)、美容院には髪を切る→毛を刈るのコンセプトで羊のオブジェが置かれていたり、買い物がてらちょっとアートな気分になれたりします。

9月6日(土)~15日(月・祝)、12:00~18:00までです。作品展示は9月末まで継続して行われます。お近くに来られた際には是非見学に来て見てください。
2008年09月03日


こんにちは、最近暑さがぶり返していやな感じで「雨でも降ればな」と思っていたら、今日は午後から雨が降り出しました。これで少しは涼しくなってくれたらいいな~

ところで、岡山のオリエント美術館で9月6日(土)から11月3日(月・祝)まで「ペルガモンとシルクロード」という展覧会が始まります。ペルガモンといえば店長であるザフェルの故郷「ベルガマ」のことです。ヘレニズム文化が一番栄えた時代の王国があった場所で、小高い山の上に立てられたアクロポールと現代の医療センターの発祥とされるアスクレピオンはベルガマの大切な遺跡です。しかしアクロポールにあったゼウスの神殿はドイツに持ち去られ今はベルリンのペルガモン博物館に復元され置かれています。

残念ながらアクロポールのゼウスの神殿跡には木だけがポツンと立っているだけです。しかし、山の斜面を利用して作られた劇場やアスクレピオンの治療所の跡等見所はいっぱいなので、ぜひベルガマを訪れてみてください。聞いた話によると、今アクロポールとアスクレピオンをつなぐケーブルカーが作られているみたいです。この二つがつながるとかなり見物の時間短縮になっていいかも。でもベルガマの町を見ながらゆっくり見物って言うのもいいですよ。ギリシャ時代の古い建物があったり、まだまだ馬車が石畳の道を行っていたり・・・あぁ懐かしい・・・

ちなみに主人の家からはアクロポールが見えます。夏、松の木の下でアクロポールを見ながら朝食や昼食をとっていました。今考えるとなんとも贅沢なことをしていたんですね~早くトルコに行きたくなってきました!!あぁ~

http://www.city.okayama.okayama.jp/orientmuseum/  ←オリエント美術館のホームページです。ぜひ時間があったら行きたいです。

画像は、アスクレピオンの劇場で行われたテレビ番組の模様です。夏になるとコンサートも行われます。このときは観覧無料だったので、早めに行って席を確保ました。しかし、トルコ人のノリのいいことったら・・・すごく楽しかったです。
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